抽象発信の罠。
ネットに発信するときは、とにかくフィルターかけましょう。Racchiです。
抽象化
昔は純朴な瞳をしていた僕も、今では濁った瞳でディスプレイを見つめ、キーボードの音を深夜の部屋に響かせる生活を送っています。SNSが生活の9割を占めている方々ほどではないですが、僕もたまにはネットに情報発信をします。僕がその時に一番気をつけているのが抽象化です。具体的な内容を書くと何かしらの害がありそうで怖いからです。
曖昧さ
抽象化すると曖昧な文章になります。言ってしまえば、毒にも薬にもならない、当たり障りのない文章になります。そんな文章を書いてもあまり心に響かないし、メッセージ性がない。毎度毎度メッセージを込めようとしているわけでもないが、無駄なデータを生み出していると言っても差し支えない。
具体化
具体的な情報を発信すると、純粋に人の目に止まりやすいんですね。具体化する手順を先に文章の方で消化しているわけだから。文字を見てからイメージになるまでの速さが違う。情報フローに溺れる現代社会においてはそのもたらす影響は顕著でしょう。人々が強い数字、強い言葉に引き寄せられるのは、いつの時代も同じ哉。