日記、だいたい怪文書

日頃思うことを書いています。どうしようもない

知らないに戻れないもどかしさ

 初心者名乗る奴だいたい初心者じゃない。Racchiです。

麻雀

 麻雀をやったことない人に教える時、一体何から教えたらいいのでしょうか。役?鳴きと立直の関係?点数計算?僕に麻雀を教え他人はみんな教え方が下手くそでした。だからあんまりやらないんだよ。

はじめてのまーじゃん

 それでは初めて麻雀という概念に触れる時、一体何から教えればいいのか。こと麻雀に限って言えば、具体的な行動から教えるのがいいんじゃないですかね。

 僕は数学然りなんなり、帰納的に教えることが有効だと思っています。具体例から自身で法則性を見つけると、それは経験として体に残る。RNAが記憶してくれる。そうして得た物は別の具体的問題にも適応できる。みんなもそうでしょう。初めから一般的な加法なんて習っちゃいないでしょう。両手の指で数えられる量からスタートしたでしょう。

 でも麻雀に関しては全てのアガリ役に共通するルールを教えるのが一番だと思います。経験的にそれに気づきました。手持ちの牌は14枚、3枚の組が4つと2枚の組が一つで3×4+2=14枚。これを揃えたら勝ち。最初に教えるのはこれだけでいいと思います。

 一枚引いて一枚捨てる、これを繰り返してその組みを揃えるゲーム。そう教えるほうがシンプルでわかりやすい。ただでさえカンやドラや三元牌や自風場風清一色九連宝燈嶺上開花断么九...面倒くさいのにそんなもの教えてどうするんだと。

 断么九を教えるより前に初めての方には3×4+2=14を教えるべきです。これは譲らない。最初に断么九を教えた父は教えるのが下手だったんですね。そりゃ順子刻子を知らないで一九字牌を切ってたら上がれんわ。

情報の不可逆性

 僕が常々考えていることの一つに、情報の不可逆性というものがあります。一度知ってしまうと知らなかった頃には戻れないということ。いつか誰かに教えるために、自分が初心者だった頃を記録しておくのもいいのかもしれませんね。昔の自分の下手くそを隠そうとしますけれど、そうしないほうが人類発展するよ〜。成功例は参考になるかわからないけれど、失敗例は確実に参考になるからね。