日記、だいたい怪文書

日頃思うことを書いています。どうしようもない

左手の器用さは方向性が違うことに気付いた件

 利き手の方が器用で、反対の手は不器用、利き手が上位の存在だと思ってきました......この間までは。

利き手

 私の利き手は右手です。箸を持つ手、ペンを持つ手、ヨーヨーの1A、全部右手です。器用さで言えば、左手は右手には敵わないと感じます。

逆の手の不器用さ、利き手の器用さ

 時々左手で箸を使おうとします。形を意識すれば箸を使うこと自体はそれほど難しくありませんが、距離感がつかみにくいです。箸を口に運ぶのに意識の7割を持っていかれます。

 対して、右手はそれほど意識せずに使えます。慣れでしょうか、今となっては簡単なことです。箸を使い始めたばかりの頃、良く投げ出さずに練習したと、17年前の自分を誉めたいと思う。

茶碗からの気付き-左手の器用さ-

 左右逆でご飯を食べる時、意外にも苦戦したのは茶碗の持ち方でした。左手でお茶碗を持って右手で箸を使う、その逆なので右手で茶碗を持つのですが、これが意外にも難しい

 茶碗を持つ手の動きを意識したことはあまりなかったのですが、実は結構な仕事をしていたのだと気付きました。茶碗の傾きを変えることで、箸でご飯をつかみやすくする仕事をしていたんですね。これまで意識の外だったこともあって、逆にすると違和感が相当ありました。ロジックで説明しづらい動かし方が、左右逆の際には難しかったです。

両手を使うときの意識が変わった

 この茶碗の気づきから、利き手についての意識が変わりました。利き手だから器用というわけではなく、右手と左手で器用な分野が違う、ということ。日常画使う時が多い手が利き手と呼ばれるだけなのだな。

 ここからヨーヨーの話になります。現在、私はダブルループを練習中です。以前は、左手でループをする時に、右手と対称の動きをするよう心がけていました。「左手は左手で、右手とは別の器用さを持っているのかもしれない」と気付いてから、対称意識をやめてみました。すると少しだけ安定感が増した、というより、左手を左手としてうまく操れるようになった気がします(当社比)。

 利き手とそのサブではなく、それぞれの存在として手を使えるように、日々練習中です。